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正和さん、いつも甘えてばかりいてごめんなさい。私が仕事に打ち込めるのも遅
く帰宅して安らげるのも、みんな正和さんの暖かい手の中に戻れるという安心感
があるからなの。でも、私は甘えすぎて正和さんを怒らせてしまったのですね。
正和さんだって家のことを気にかけながら仕事をして、私より大変なことは解って
いたのに。
言い訳するのは良くないけれど、少しだけ言わせてね。
私は誰よりも正和さんや子供、家族が大切だし、愛しています。仕事なんかと較
べる事なんてできません。まったく別次元の問題ですもの。けれども、つい仕事
に熱中して、そして正和さんを怒らせてしまうなんて……。
でもね、職場で女だからって差別されたときとか、辛いとき、正和さんが居てくれ
て良かったなあって思うの。本当よ。だって正和さんは私の仕事の大変さを理解
してくれているし、私が頑張っていることも知っていてくれるのですもの。誰か一
人でも、私の苦しさを知っていてくれる人がいるって、素晴らしいことではないか
しら。だから、もう少し甘えさせてください。
私が帰宅したら、いつもの優しい笑顔で 「頑張って居るね」 って、私に言ってくだ
さい。それだけで、もっと厳しいことでも乗越えられるような気がするのです。
これからも子供のことで皆さんに迷惑をかけるかもしれません。
あなたという太陽があって、そして初めて光を放つことができる月が私。
どうぞ、いつも優しい暖かさで私を包んでください。
あなただけのために働きたい
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