冷夏見舞いの心得や書き方と文例

冷夏見舞いの心得や書き方と文例

涼しい夏に困る人は意外と多いものです。先方の事情をよく考えましょう。

お見舞い状で避けるべき忌みことば〜消える・終わる・衰える・枯れる・壊れる・落ちる・離れる・分かれる・割れる・滅びる・飽きる・嫌う・退く・再び・繰り返す・重ねがさね・返すがえす

 

旅館を経営する親戚への冷夏見舞い状の文例/例文

冷夏お見舞い申し上げます。

 

戻り梅雨というのでしょうか、不順な天候の毎日でございます。新聞やニュースなどでも、この季節を頼る業種の不振が早くも報じられておりますが、静岡のほうはいかがでしょうか。そちらは温暖な地とはいえ、例年ですと、とくに夏の賑わいはさぞやと察せられ、やはり海辺に近いところでのご商売にも影響があるのでは、と心配しております。

 

名実ともに夏が来るよう、また皆様方には体調を悪くされませんようお祈り申し上げます。

 

◆ワンポイントアドバイス
梅雨明け以降、暑中・残暑見舞いの時期に天候不順が続いた時に出す便りです。当然ながら、「過ごしやすい」など、涼し気を喜ぶ表現は使いません。

 

ほかにも次のような慣用句があります。

  • 暑中見舞いを申し上げたいところですが、なぜか涼しい日が続いています
  • ここ数年来の天候不順が今年も続くのでしょうか

>>その他の1月〜12月の時候・挨拶と結びの文例集はこちらへ
>>お見舞い状の目次へ