香典返しに対するお礼状/文例
贈り物を受け取った場合はお礼状が欠かせませんが、香典返しにかぎり、お礼のことばは述べないのがしきたりです。これは不幸が二度と起こらないようにという意味からきています。したがって、香典返しを受け取った場合は、「ご芳志の品、拝受いたしました」「ご丁重なお心遣いを賜りまして、恐縮に存じます」 といった書き方をするのが一般的です。
香典返しを受け取った報告(文例/例文)
拝復 このたびはごていねいにご芳志の品を賜りまして、恐縮に存じます。あまりにも突然のことで、お悲しみが癒えるまでにまだ時間がかかるかとは存じますが、このうえはどうぞお心を強くもたれ、一日も早く平素の明るさを取り戻されますことをお祈り申し上げます。
○○様にはご生前、一方ならぬお世話になり、そのご温情は決して忘れることができません。微力ながら、私でお役に立つようなことがございましたら、遠慮なくお申し付けください。
ご家族の皆様には、どうかご自愛のほど、お祈りいたします。敬具