お祝い金をいただいたときのお礼状の書き方と基本文例・例文

お礼状〜お祝い金をいただいた時 文例/例文

現金を贈られた場合は、受け取ったらすぐに電話でお礼を述べましょう。相手は無事に届いたかどうか気にしているはずですから、早く連絡するに越したことはありません。電話だけで済ませるのは、誠意に欠けますから、改めてお礼の手紙を出すようにしましょう。

 

相手との関係性から、失礼にならない程度の近しい間柄の場合には、今回の文例を自由にカスタマイズして、感謝の気持ちを手紙ではなくメールでもかまいません。ただし、目上の人などには封書にするのがマナー(礼儀)です。

 

また、祝う側は、「必要なものに使ってください」 という意味で現金を贈っています。賀寿(長寿のお祝い)や開店・開業祝いではとくに不要ですが、子供の成長祝いや結婚祝い・新築祝いなどの場合は 何に使ったか(使うつもりか)具体的に記すほうが「お祝い金が実際に役立っている」ということを相手に伝えられます。思いつかない場合には、「有効に使わせていただきます」のことばでも良いでしょう。

 

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お礼状〜お祝い金をいただいたときの基本の文例/例文

こちらの基本文例は、各種お礼文として応用できると思いますので、必要に応じてアレンジしてみてください。

 

拝啓 うららかな毎日がつづいておりますが、ご家族の皆様にはご健勝にお過ごしのこととお喜び申し上げます。

 

さて、このたびの○○(祝い事)に際しましては、お心のこもったご祝詞(しゅくし)に加え、過分なお祝いを頂戴いたしまして、まことにありがとうございました。いただきましたお祝いでさっそく○○(品名)を購入させていただきました。お心遣いにあらためて感謝申し上げる次第でございます。

 

今後とも何かとお世話になることと存じますが、どうかよろしくお願い申し上げます。
まずは略儀ながら書面をもちましてお礼申し上げます。 敬具

 

お礼状〜参考 @

冠省 このたびは過分なお祝いを頂戴いたしまして、まことにあリがとうございまし た。二人で話し合い、新しい生活に必要なものを購入させていただきます。

 

今後ともいろいろとご助言をいただくことがあるかと存じますが、とうぞ末永くよろしくお願い申し上げます。 本日は取り急ぎお礼のみにて。 草々

 

お礼状〜参考 A

冠省 このたびは、ごていねいにお祝いをお贈リいただき、誠にあリがとうございました。 〇月〇日、〇〇ホテルにおいて、無事挙式をすませました。遠方ゆえお招きできなかったのが残念ですが、心ばかりの内祝いのしるしをお届けいたしますのでご笑納ください。

 

今後ともいろいろお世話になることと存じますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。草々

 

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お礼状〜参考 B

冠省 先日は心のこもったお便りと○○への入学祝い金をいただきまして、ありがとうございました。いつもながらの温かいお心づかいに、深く感謝しております。いただいたお金の使い道はまだ決まっておりませんが、何かと買い揃えなくてはならないものが多いので、有意義に使わせていただきます。

 

○○も、やっと覚えた字でお礼の手紙を書きましたので同封いたします。

 

末筆ながら、おじ様にもよろしくお伝えください。
とりあえず、心よりお礼申し上げます。 草々

 

お礼状〜参考 C

前略 お父様(お父さん)、お母様(お母さん)、○○の初節句祝いのお金、今日確かに受け取りました。いつも私たちのことをお気づかいいただき、本当にありがとうございます。早速今度の日曜日に三人でデパートへ買いに行くつもりです。よろいかぶとにしようか、五月人形にしようか、ネット検索や、デパートから送られてきたカタログを見ながら、毎日話し合っているところです。

 

五月五日には私も料理の腕をふるいますので、ぜひお二人おそろいでお出かけください。
まずは心からお礼申し上げます。  かしこ

 

季節に関係なく使える時候の挨拶

  • 天候不順の折…
  • 寒暖定まらぬ毎日が続いておりますが…
  • 久しぶりに快晴に恵まれ、湿りがちだった心も晴々としております。
  • 降り続く長雨に、気も滅入りがちですが…
  • 好天続きで、ひと雨ほしいところでございます。

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