結婚祝い(結婚式)のお礼状/挨拶状の文例
結婚式を終えて新婚旅行から帰り落ち着いたら、結婚に際して、お世話になったことのお礼状を書くといいでしょう。お祝いの品物に対する感謝の言葉とともに、近況報告を交えながら新生活への決意を書き添えます。あまり肩肘はらずに、またはしゃぎすぎることのないように、二人の総意としての言葉を書き綴ります。
結婚通知がやや儀礼的な意味を持つのに対し、近況報告の手紙は自由で素直な気持ちで、現在の生活や心境、感想などを書き綴ります。最後は今後の交誼を願う言葉で結んでください。
結婚祝いのお礼状/挨拶状(文例・例文)
拝啓 時下ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。いつもながら格別のお引き立てを賜り、厚く御礼を申し上げます。
さて、このたびの私どもの結婚に際しましては、結構なお祝いをいただき本当にありがとうございました。なにぶんにも二人で新たに所帯を持つことゆえ、何から何までそろえなくてはなりませんでしたところ、お心こもるお品をいただき早速使わせていただくことにしました。温かいお心づかい、厚くお礼申し上げます。
また、挙式当日はお忙しいなか、いろいろとお骨折りをいただきましてほんとうにお世話になりました。その後新婚旅行も無事に終え、おかげさまでどうやら家の中も片づき、毎日の生活にも慣れほっとしています。これからは夫婦二人三脚で助け合いながら頑張っていきたいと思います。それにしても結婚してはじめて二人三脚の意味が分かったような気がします。いずれ折りを見て○○とご挨拶に参上致し、改めてお礼申し上げますが、とりあえず写真が仕上がりましたのでご覧にいれたくお送り致します。
皆様のご健康とますますのご発展をお祈り致します。敬具
結婚祝いでお祝い品をもらった先輩へのお礼状/挨拶状
拝啓 連日うだるような暑さですが、その後お変わりなく、お元気でお過ごしでしょうか。私たちの結婚式には遠くからわざわざご出席いただき、またお祝いの品まで送っていただいてありがとうございました。いただいた品はこれから大切に使わせていただきます。
新婚旅行も無事に終え、表記の住所で新生活を始めました。新居もやっと片づきましたので、一度こちらのほうへ遊びにいらしてください。○子も手料理でおもてなししたいと申しております。
それではお体にお気をつけて。敬具
宮沢 純一
○子
◆ワンポイントアドバイス
「ちょうど、欲しいと思っていた品でした」など、いただいた品を大切に使っている(今後とも使っていく)旨をお礼として述べます。
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