披露宴・結婚式での受付ほかマナー

披露宴/結婚式でのマナー

披露宴の会場は、日常とかけ離れた独特の雰囲気に包まれます。こちらのページでは、出席(参列)の際の受付、受付後の控室でのマナーなど、結婚式・披露宴での参列者の一般的な心得をご紹介します。

 

披露宴会場 出席者(参列者)のマナー

 

披露宴の会場や控室などでは、初対面同士でも自己紹介をし、和やかな雰囲気をつくるように心がけましょう。

 

受付でのマナー/会場へは30分前に

結婚披露宴の当日は、披露宴が始まる30分前には会場に到着するようにします。会場で着替える場合には、さらに余裕をもって出かけるように注意しましょう。会場に到着したら、身なりなどを整えて、不要なものはクロークやロッカーに預けてから、 受付に向かいます。受付での最初の挨拶は、「おめでとうございます。お招きいただきました○○でございます」 からはじまり、芳名帳(ほうめいちょう)に自身の姓名などを記入し、席次表を受け取ります。ご祝儀を持参している場合は、ふくさから取り出し、「心ばかりのお祝いでございます。どうぞお納めください」 とひと言添えて受付係に渡します。

 

受付後の控室/披露宴会場でのマナー

受付をすませたら、招待客用の控室で披露宴の開始を待ちます。その間に親族を見かけたときは、「おめでとうございます。お招きいただきましてありがとうございました」と挨拶をし、初対面の親族には自己紹介を忘れないようにしましょう。また、新郎と新婦の控室に挨拶に行く場合は、長話は慎み、挨拶をすませたら、すみやかに控室に戻るように配慮しましょう。

 

式場係員の案内で披露宴会場に入ります。出入口では新郎・新婦、媒酌人夫妻、双方の両親が出迎えてくれますから、ひと言 「おめでとうございます」 と挨拶して入場します。自分の席へは壁に沿って進み、円卓テーブル着いたら、まわりの人に会釈してから着席します。タイミングをみて初対面の人には、着席後に自己紹介をしておくと良いでしょう。

 

新郎・新婦が入場するときは、拍手で迎えます。祝宴に入るまでの間は私語を慎みましょう。乾杯の音頭が終わり祝宴に入ったら、食事のマナーを心がけ、まわりの人と歓談しながら食事をします。来賓のスピーチの際は、食事をしながら聞いてもかまいませんが会話は控えます。スピーチの最初と最後には、食事の手を休めて拍手を送りましょう。

 

披露宴が終了し退場するときは、席次表やメニューも引出物の一部と考えて忘れずに持ち帰ります。出口では新郎・新婦と媒酌人夫妻、双方の両親が見送ってくれますから、祝福のことばをかけるだけにし、長々とした挨拶は控えましょう。

 

欠席/遅刻/途中退席するときのマナー

当日、やむをえない事情で欠席せざるを得ないときは、なるべく早めに新郎・新婦の家族か会場に連絡し、できれば披露宴に間に合うように祝電を打ちます。そして、過日、お詫びの手紙を出すこともマナーというものです。

 

>>結婚式を突然に欠席した場合の詫び状はこちら

 

注意
不幸が起きた場合には、本当の事情の説明は挙式後にします。

 

遅刻してしまう場合は、会場へ早めに連絡して事情を話します。会場に到着後、係員の指示に従って入場し、新郎・新婦とまわりの人に軽く会釈をして着席します。披露宴の終了後、きちんとお詫びをしてご祝儀を渡すようにします。
途中で退席する場合は、お詫びのことばを記したメッセージを「新郎新婦に渡してください」 と係員に頼んで、目立たないように退席します。遅刻や退席することが事前にわかっている場合は、新郎・新婦やその家族に了解を得ておき、出入口近くに席をとってもらうようにしましょう。